就活が不安すぎるので、知らないことを調べまくっているR@ぼっち系大学生です。
突然ですが、皆さんはアウトソーシング、派遣、SESの違いが分かりますか?
実は、これらを知らないと企業側に騙されて、こんなはずじゃなかったのにと後悔するかもしれません。
なので、今回はざっくりと違いについて解説していきます。
分かりやすさを重視しているため厳密には少し違うこともあるかもしれません。
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派遣と請負の違い
アウトソーシング、派遣、SESの違いを理解する前に、派遣と請負の2種類の契約方法を理解していきましょう!
派遣(はけん)とは?
派遣とは、派遣会社から派遣されて他社である派遣先の会社で働くことです。
なので、派遣先の指揮命令に従って仕事をします。
派遣の目的は、労働力の提供です。そのため例えば10時間働いて1万円なら100時間働けば10万円です。
請負(うけおい)とは?
請負とは、請負先の仕事を自社の指揮命令に従って働くことです。
請負の目的は、成果物の納品です。 なので10時間で成果物を完成させても100時間で成果物を完成させてももらえる給料は同じです。
偽装請負とは?
上記の通り請負は、派遣とは違って請負先から直接労働者に指揮命令を出すことは出来ません。
しかし、契約は請負契約なのに派遣と同じように請負先から直接指揮命令が出される場合があります。
これを偽装請負といい法律違反です。法律違反ですが指揮命令がどこから出たかは証明しにくいためIT系の会社ではグレーゾーンとして日常的に行われているみたいです。
なぜ偽装請負が日常的に行われるか?
請負契約は、先ほども紹介したとおり、成果物の納品を目的としているため、いくら残業が発生しようが残業代を払わなくていいのです。
そのため企業側からすれば、請負という事にして派遣させることで残業代を払わなくて済むわけです。
アウトソーシングとは
アウトソーシングとは自社の業務を外部の会社にやってもらうこと(業務委託)です。
なので、アウトソーシング会社は他社の仕事をする集団です。種類は請負に分類されます。
比較的自社で働く事が多いようです。
BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)
アウトソーシングの一種にBPOがあります。
BPOとは通常の業務だけでなく、委託した業務の設計から改善や見直しなどの業務プロセス全てを外部の会社にやってもらうことです。
SES(システムエンジニアリングサービス)
IT業界のみで使われている言葉です。
SESは派遣もしくは偽装請負のことです。
なので、実質派遣ですね。一般的に客先常駐といって派遣先で仕事をします。
また、会社は派遣ということを隠したがるので、企業説明会などではSESと言ってわかりにくくしています。
まとめ
IT系会社では、下請けの下請けの下請けの下請けみたいなことや、東証一部上場企業でも実質派遣会社みたいなこともあるので、結構注意する必要があります。
そのために、派遣・請負・SES・アウトソーシングなどしっかり違いを理解しておき騙されないようにした方がいいと思います。
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